◆アンタレスS追い切り(15日・栗東トレセン)

 第31回アンタレスS・G3(18日、阪神)で初タイトルを狙うムルソーは栗東・CWコースで4ハロン54秒4―11秒4。しまい重点ではあったが、直線ではゴールに向かって持ったままで加速し、向こう正面までスピードを落とさずに駆け抜けた。

見守った池江調教師は「今日はサクっとですよ。いい感じで来ています」とうなずいた。

 9日の1週前追い切りで、7ハロン96秒2―11秒0と負荷をかけているだけに、これで十分だ。3連勝がかかった前走の仁川Sでは、2番手から押し切るかに思えたところを勝ち馬に差された。「(後続の)プレッシャーがきつかったですね」と言うように、相手が2キロ軽かったことを思えば、勝ちに等しい内容だった。

 今回が11戦目で、まだまだ伸びしろがある。「体も未成熟ですからね。この馬は7歳、8歳くらいになってからじゃないかな」とトレーナー。本格化は先でも、能力の高さで重賞Vを狙う。(山下 優)

編集部おすすめ