学生3大駅伝第1戦の出雲駅伝(10月12日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)が、暑さ対策のため、従来の午後1時5分スタートから午前中の開催に変更される見込みであることが15日、分かった。昨年大会ではスタート直前の午後1時に気温が夏日(25度)を超える26・8度に達し、多数の監督から選手の安全確保のために午前開催に変更を求める声が上がっていた。

【記者の目】

 11月の全日本大学駅伝は午前8時10分、正月の箱根駅伝は午前8時にスタートしているが、最も暑い10月に開催される出雲駅伝だけが午後スタート。1989年に第1回大会(当時、出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレー)が行われた当初は、気温も高くなく秋晴れの好条件となることが多かった。しかし、近年の温暖化で一変した。昨年は最高気温が27度を超えるなど、熱中症や脱水症状のリスクが増していることは確かだ。

 また、例年レース当日の夜に、親睦を兼ねた夕食会が開催されている。関東地区の複数の監督は「親睦会はランチを兼ねて行えば、その日のうちに東京に帰れる。翌日(火曜日)には授業もあるので、ぜひ、午前中の開催を実現していただきたい」と異口同音に話す。同夕刻に行われている補欠選手の記録会については調整が必要だが、学生の健康を守る変更に対して、現場からは賛同の声しかない。(大学駅伝担当・竹内 達朗)

◆今季の学生3大駅伝

▼出雲駅伝

10月12日午前?(島根・出雲大社~出雲ドーム6区間45・1キロ)

昨年10月13日午後1時5分スタート:26・0度

▼全日本大学駅伝

11月1日午前8時10分スタート(名古屋市熱田神宮~三重・伊勢市伊勢神宮内宮8区間106・8キロ)

昨年11月2日午前8時10分スタート:12・4度

▼箱根駅伝

27年1月2、3日両日午前8時(東京・大手町読売新聞東京本社前~神奈川・箱根町芦ノ湖往復10区間217・1キロ)

今年スタート(両日午前8時):往路4・6度、復路マイナス1・3度

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