◆体操 全日本個人総合選手権 第2日(17日、高崎アリーナ)

 男子の予選が行われ、史上2人目の6連覇を狙う2021年東京五輪個人総合金メダルの橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)は、合計85・582点の首位で19日の予選に進出した。

 3月中旬の鉄棒の練習中に左肩を痛め決して万全ではない。

序盤のあん馬、つり輪では硬さが見られたものの、3種目目の跳馬で大技「ロペス」をきっちり成功させて14・500点の高得点をたたき出し、流れをつかんだ。

 平行棒で14・600点を出すと、ここまでリードを許していたライバルの岡慎之助(徳洲会)を逆転。勢いをつけ得意の鉄棒で14・900点を出すなど、ライバルに0・683点差をつける貫禄を見せた。「跳馬を終えてからやれることがクリアになって動きも良くなった。やっぱり自分の演技をすれば結果はついてくる」と振り返った。

 今大会は内村航平以来、史上2人目の6連覇がかかる。大会前、「意識はまったくない」と話したものの、世界選手権(10月、オランダ)、9月のアジア大会の選考もかかっており、結果が求められているのも確か。岡とのライバル対決に「やっぱり2人で演技で共闘できる楽しさっていうのは、今後も続けていきたい」と歓迎する。大偉業へ、ここからさらに上げていく。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。

男子の2位まで、女子の3位までの選手は9月の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出されることになっている。

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