◇柔道 全日本女子選手権(19日・横浜武道館)

 体重無差別で行われ、前年度準優勝の白金未桜(筑波大)が、渡辺聖子(警視庁)に判定負け。初戦敗退となった。

今大会は前回女王の田中伶奈(大阪府警)も初戦(2回戦)で敗れ、昨年度決勝で争った2人が初戦敗退という波乱の幕開けとなった。

 前回2位だった白金は、この日の一戦を振り返り「本当に、完敗。何もできなかったというのが、今の正直なところ」とハキハキと語った。「自分の苦手な、変則的な組み手だった」と攻めあぐねての判定負け。2位だった2月のGSタシケント大会を踏まえて「自分の組み手が出来なかった時に、潰れて試合のターンを切ってしまうというのがタシケントの時もそうだった。そこで指導を1個もらうのは試合が大きく展開する場面だが、相手に簡単にリードを許してしまうというのが、共通の敗因」とした。

 今月上旬の全日本選抜体重別で左肩を負傷し、1週間前に練習復帰。万全では無かったが「今回の負けは、ただただ完敗しただけ。渡辺さんの力の強さに押されて何もできなかった」とキッパリと語った。白金は9~10月のアジア大会(名古屋)代表に内定している。「アジア大会では必ず優勝して、グランドスラム東京や講道館杯で、次の世界選手権に出られるまで1年で成長していきたい」と、見据えた。

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