将棋の伊藤匠二冠=叡王、王座=が20日、東京・渋谷区の将棋会館で行われた「第53回将棋大賞表彰式・昇段者免状授与式」に出席した。

 3年連続3回目の優秀棋士賞を受賞。

「表彰をしてもらえるのは棋士にとってはうれしいことだし、励みになる」と感謝。一方で「それ(表彰)だけを目指していてもどこまでいっても満ち足りないという風に感じる。棋士として結果にかかわらず自分の中で将棋の技術面だけでなく精神的なところも磨いていって、いつか棋士として自分が将棋の棋士であると言えるようなところを目指して日々精進していけたら」と向上心を見せた。

 昨年10月には王座を奪還し、タイトル獲得数は通算3期に。規定により、九段に昇段した。「九段の免除をもらって、九段は棋士にとって最後の到達点ということで、自分がここになれているのは感慨深い。それにふさわしい棋士になっていくように、今後も精進していかないとと気が引き締まる思い」と心境を語っていた。

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