◆米大リーグ ジャイアンツ―ドジャース(21日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が21日(日本時間22日)、敵地で宿敵ジャイアンツ戦に先発し、初回のマウンドに上がった。今季初めて正捕手スミスではなく、打撃好調のラッシングとのバッテリーで臨んだ。

 1番アダメスは遊ゴロに打ち取ったかと思いきや、遊撃のキム・ヘソンが一塁悪送球(記録は内野安打と失策)。いきなり二塁に走者を背負うと、2番アラエスには左前打、3番チャプマンには四球で無死満塁とされた。4番ディバースには2球目のスプリットを右前適時打とされ、先制を許した。初回の失点は2試合連続となった。

 5番シュミットの打球は目測を誤った中堅・コールが急激に前進。左翼のT・ヘルナンデスと交錯しながら何とか捕球したが、犠飛となった。山本は6番イ・ジョンフにも右前適時打を浴び、この回3点を失った。

 前回14日(同15日)の本拠地・メッツ戦では今季最長の7回2/3を4安打1失点7K。初回に先頭打者アーチを浴びて以降は7回2死まで20者連続アウトを記録した。3勝目は逃したが、昨季までの青いグラブに戻して同最多104球の力投だった。米3年目の今季はこの日まで4試合で2勝1敗、防御率2・10。開幕から4試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)と抜群の安定感を発揮している。

 レギュラーシーズンにおけるド軍とジ軍の通算成績は1288勝1288敗(19分け)。ともに球団創設時はニューヨークを本拠地とし、その後カリフォルニア州に“引っ越し”。現在は同じナ・リーグ西地区のライバル球団として、しのぎを削っている。近年では2013~25年の13年間でドジャースが12度の地区優勝を誇るが、唯一その座を奪ったのが21年のジャイアンツ。互いのファンも強く意識している相手だ。

 そのジャイアンツ戦に山本はこれまで5度登板しているが、0勝1敗、防御率3・03。同地区4球団の中で唯一白星がない。決して好投していないわけではないが、昨年9月12日(同13日)には7回1安打1失点10Kと圧巻の投球を見せながら、援護なくチームも敗れた。今季初対戦に向けて、山本は本隊よりひと足先に前カードのロッキーズ戦が行われていたデンバーからサンフランシスコに移動してきた。エースとして必ず勝ちにいく。

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