◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(22日・マツダ)

 もはや打撃も本業になってきた。1点リードの1死二、三塁。

ヤクルトの先発・山野太一は巡ってきた好機にもひるむことはなかった。初球、外角高めに入ってきた136キロのカットボールに反応。迷うことなくバットを振り抜くと、飛球は中堅へ。三塁走者の岩田が悠々と生還した。プロ6年目にして初めての犠飛。ベンチへ戻ると笑みがこぼれた。

 今季初戦から3戦3勝と勢いに乗る左腕。投球もさることながら、打順は8番。「投手は9番目の野手」という池山監督の方針に応えるように、ここまで3試合連続安打で9打数3安打。2打点。常に「バットに当てたら何か起こる」と思いながらスイングしていることが、好結果に結びついている。「野手もうかうかしていられないよね」と指揮官。

投げて打って、チームの快進撃に勢いをつけていく。

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