ラグビー・リーグワン1部で2連覇王者のBL東京は23日、都内で定例会見を開いた。元ニュージーランド(NZ)代表のSOリッチー・モウンガと、フランカーのシャノン・フリゼルが出席。

共に今季限りでチームを退団し、来季から母国NZでプレーする。フリゼルは「東芝のためにプレーできて幸せ」と語り、モウンガは「ここまで築いた思い出に、もう一つ特別な思い出を作りたい」と、残すシーズンを見据えた。

 ともに「オールブラックス」として23年W杯に出場した2人は、準優勝したW杯後にBL東京へ入団。主力として、24年にチームをトップリーグ時代を通じて14季ぶりの優勝に導いた。25年には、リーグワンでは初となる2連覇を達成。トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチは「タイトル獲得だけでなく、ラグビーと向き合う基準というものを示してくれた。チームをつなげてくれるコネクターとしても、彼らがいた3年間は素晴らしかった」と功績を称えた。

 モウンガとフリゼルは27年W杯オーストラリア大会への出場を目指しており、オールブラックス入りのためにはNZでプレーする必要がある。モウンガはスーパーラグビー・パシフィックのクルセーダーズ、フリゼルはハイランダーズの古巣に戻る。W杯優勝3度を誇る王国だが、出場した2大会は南アフリカが2連覇を飾っており「キャリアの中で、まだW杯で優勝していないので。W杯で戦うために」とフリゼル。モウンガも「まずNZに帰ることで、オールブラックス入りへの権利が与えられる。

そこからは自分でその権利を勝ち取っていかないといけない」と胸中を語った。

 BL東京は今季ここまで、レギュラーシーズン15節を終えて7勝8敗の6位。上位6チームが進むプレーオフ争いを繰り広げている。司令塔のモウンガは「やり遂げないといけないことは残っている」と意気込み。フリゼルは負傷を抱える中だが「残り2か月、大きな思い出をみんなで作れるように頑張りたい」と、チームでの最終シーズンを見据えた。

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