J2磐田を運営する株式会社ジュビロは23日、株主総会と取締役会を行い、第34期(25年2月1日~26年1月31日)の決算を報告した。

 売上高は前年の過去最高(48億5100万円)を上回る56億6800万円となった。

昨季は、今年から親会社となったヤマハ発動機のスポンサー料を増額し、またユニホーム販売などの物販収入が好調に推移した結果、当期純利益は5億2300万円と2期ぶりの黒字となった。事業面では所属カテゴリー変更の影響もあり、総入場者数は234,140人(1試合平均12,326人)と前年比89パーセントとなったが、通期計画の227,000人を上回る103パーセントになった。

 しかしながら第35期(2026年2月~6月の5か月間)については、百年構想リーグの影響などから1億8700万円の純損失を見込んでいる。集客施策の最適化および関連収益の最大化を図り、赤字幅の圧縮に取り組むという。事業面においては、2026―27シーズンに向けた組織再編を断行するとしている。

 また、役員体制の変更も発表。12人が退任し、代表取締役社長、代表取締役副社長、取締役、社外取締役、社外監査役の役員の総数は10人でスリム化した。藤田俊哉スポーツダイレクター(54,SD)は同職を離れ、新たに取締役の一人に加わった。藤田氏はクラブを通じて「経営層と現場の連携をより密にしていきたい」とコメントした。

 ◆役員体制の変更(敬称略)

【代表取締役社長】

大友健寿(再任)

【代表取締役副社長】

八牧駿介(新任)

【取締役】

梅原崇(再任)

藤田俊哉(新任)

【社外取締役】

設楽元文(再任、ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 社長執行役員CEO)

岡本知彦(新任、ヤマハ発動機株式会社 人事総務本部 本部長)

谷口智康(再任、静岡放送株式会社 代表取締役常務)

中村勝彦(新任、弁護士 TMI総合法律事務所 パートナー)

【社外監査役】

増田基(株式会社静岡新聞社 コーポレートマネジメント局経理財務部長)

野田武男(新任、ヤマハ発動機株式会社 常勤監査役)

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