中日・大野雄大投手(37)が23日、泥沼に沈むナインに、発破をかけた。チームは6連敗で4勝17敗の最下位。

借金は13に膨らんだ。「こんなチーム状況でも、足を運んでくれる人たちのためにも、勝たないといけない。藤嶋選手会長が言ったことを、みんなに思い出してほしい」と呼びかけた。

 春季キャンプ前日のミーティングで、藤嶋は「1人ひとりが、リーダーの気持ちでやっていこう」と訓示した。その言葉が響いた左腕は2日の巨人戦(バンテリンD)で9回完投。チームを今季初勝利に導いた。「人任せじゃなく、俺がなんとかするって気持ちが大事。ミスも出るし、打たれることもあるけど、全員がその気持ちをもっていれば、変わっていく」と、プロ16年目の自説を述べた。

 25日のヤクルト戦(バンテリンD)に先発予定。この日はナゴヤ球場で練習し「チームが勝てる投球をしたい」と決意を固めた。先発の支柱となる37歳がチームを上昇気流に乗せる。(森下 知玲)

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