阪神・藤川球児監督(45)が23日、不調で2軍調整中の及川にカムバックを促した。「そのうち戻してこないと。

本当は、彼はここでパフォーマンスを出して是非を問われるべき選手だから」。同日のDeNA戦(横浜)は、昼前から降り続く雨で今季2度目の中止。指揮官は三塁ベンチに座り、グラウンドを見つめながら中継ぎ左腕を思った。

 昨季は12球団最多66試合に登板して防御率0・87。NPB新記録の18試合連続ホールドを記録するなど、50試合連続無失点で同新記録の石井と左右の両輪でリーグ優勝に貢献した。しかし、石井は今年2月の沖縄キャンプ中に左アキレス腱(けん)断裂。及川は開幕から2試合で防御率9・00と本来の力を出せず、4月3日に登録を抹消された。

 現在2位のチームは、直近2試合で計29被安打の投壊により2連敗。昨年3、4月の救援防御率1・75に対し、今季はここまで3・61と厳しい状況だ。石井が長期離脱する中、2軍でも4試合で防御率11・25と苦しむ及川の復調が待たれる。はい上がってこい―。藤川監督は「もがき苦しんで、悩んで打破することでしょうね」と背中を押した。

(中野 雄太)

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