大相撲の春巡業が25日、千葉・船橋市で行われた。大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が三番稽古(同じ相手と相撲を取る)で、小結・熱海富士(伊勢ケ浜)、幕内・王鵬(大嶽)、豪ノ山(武隈)を相手に計14番取った。

 187センチ、197キロの熱海富士に対しては、右四つから巻き替えてのもろ差しで寄り切るなど、前に出る相撲を見せた。「(稽古をするのを)ギリギリで決めたから、どれくらいやるかわからなかった。今は体力を落とさないことが一番」と振り返った。さらに所属する佐渡ケ嶽部屋のある松戸市から近い船橋市での開催ということもあり、ひときわ大きな声援を受けた。稽古後のこども相撲でも胸を出し、会場を沸かせた。

 夏場所(5月10日初日、両国国技館)後の6月にはパリ公演が開催される。昨年10月のロンドンには直前の秋場所で右膝を負傷し、参加することができなかった。パリ公演について問われると、「楽しみはいっぱい作っておいた方がいい。本場のフランス料理や買い物だったり」と話した。先場所は初優勝した24年九州場所以来の2ケタ白星となる10勝。2度目の賜杯を目指す夏場所へ向けては「番付発表(27日)からしっかりやっていければ」と先を見据えた。

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