卓球 世界選手権団体戦 第9日(6日、英ロンドン)

 男子の決勝Tトーナメント(T)2回戦が行われ、57年ぶりの金メダルを目指す松島輝空(そら)、張本智和(トヨタ自動車)、戸上隼輔(井村屋グループ)で臨んだ世界ランク4位の日本男子は、同25位のカザフスタンを3―1で下し、8強入り。2大会ぶりのメダルに王手をかけた。

 日本は決勝T1回戦のベルギー戦と同じオーダー。1番手の松島は、相手エースのゲラシメンコに1―3で敗れたが、流れを変えたのが2番手の張本だ。

 ベルギー戦では敗れたものの、第1ゲーム(G)の中盤から徐々にペースをつかみ強打で圧倒した。11―7で奪取すると、第2、3Gを取ってストレートで勝利。「チョレイ!」を連呼して、日本に勢いを呼び戻した。

 続く戸上もストレートで勝ち。4番手では張本が再び登場した。松島に勝ったゲラシメンコとのエース対決だったものの、第1Gを苦しみながらも11―9で取ると、第2Gも11―9。最後の第3Gは11―5と一気にたたみかけて3―0のストレートで勝利を決めた。2勝した張本は「昨日は僕が負けてしまって、誰かが負けてしまうのは相手も強いですし、全然、おかしいことじゃないので。そこをチームでカバーできれば問題ないですし、昨日は助けてもらっているので、今日は自分が助ける番だと思って全力で頑張りました」と納得の表情を浮かべた。

 準々決勝(7か8日)はドイツと香港の勝者とメダルをかけて戦う。

その先には57年ぶりの金メダルが見えてくる。張本は「特に次にメダルとか考えずに一人ひとりのプレーをしっかりやって、今日みたいに勝ちに行くだけだと思うので、しっかり準備して次も頑張りたいと思います」と、さらなる高みを見つめた。

編集部おすすめ