競泳女子でアジア大会(9月、名古屋)代表の鈴木聡美(ミキハウス)が7日、自身のXを更新。練習拠点とする山梨県内の小学生から届いたという手紙の写真とともに、行政へ問いかける投稿をした。

「山なし県に屋内50mプールを、作ってほしいです」という手紙に込められた悲痛な思いを、共有した。

 鈴木はこの日「代表合宿から帰って、大学のプールに県内の小学生からお手紙が届いておりました」と投稿。「※ただのファンレターではありません」とした手紙には、ジュニアスイマーからの悲痛な声が届けられていた。(以下原文)

 「神田かんとくとすず木せん手におねがいがあります。

 山なし県に屋内50mプールを、作ってほしいです。屋外プールでは、暑くて、タイムが出ないし、熱中症のきけんせいがあります。国さい水泳連盟の規定では、水温は28度以下となっていますが、30度をこえる時もあります」

 山梨では、夏のインターハイにつながる県総体が行われるのは、屋外の50メートルである小瀬スポーツ公園。関東の東京アクアティクスセンター、横浜国際プール、千葉国際総合水泳場のように、屋内の長水路ではない。創るとなれば建設費用、維持費を考慮すると官民での共働は必至。手紙内では「屋内プールをいじしていくのには、すごくお金がかかります」とした上で、こう綴られていた。

 「そこで、サンリオカップという大会を考えました。小学生と中学高校生で日にちをわけて開さいします。

そうすることで出場人数をふやすことができます。

 山なし県はサクランボ・モモ・ぶどうが有名なのでその時期用に、開さいすることで、たくさんの人が、来てくれると思います。また、メダルや大会グッズを、サンリオキャラクターにすることで、参加したいと思う人もふえると思います。

 この手紙は長さき知事・ひ口市長、サンリオにも送りました。

 みんなで協力して作ってほしいです。よろしくおねがいします」

 鈴木はこの手紙を受け取り、以下のように投稿した。「たぶん、色んな人と相談しながら考えてくれたんだと思います これでも考え直してはいただけないのでしょうか?」

 タグでメンションしたのは、山梨県庁。手紙をおくったとみられる小学生は、こうも記している。「2032年には山なし県で国民スポーツ大会もあります。

せん手・コーチ・しんぱんみんなが、安全に大会を開さいできるようにしてほしいです」

 小さくとも挙げた声は、競泳女子の第一人者へ確かに届いた。

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