第21回ヴィクトリアマイル・G1(5月17日、東京競馬場・芝1600メートル)に出走するチェルヴィニア(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)は、10日のNHKマイルCをロデオドライブで制したばかりのダミアン・レーン騎手との初コンビ。秋華賞以来となる勝利を目指して復活の糸口を探る同馬を5つのポイントからチェックする。

【戦歴】

 24年のオークス、秋華賞を勝利し最優秀3歳牝馬に選出された実力の持ち主。同年のジャパンCではドウデュースの4着で、ジャスティンパレスやスターズオンアースにも先着した。

 25年以降も牡馬混合重賞に出走し、しらさぎSで2着。前走の中山記念では5着。今回は24年秋華賞以来の牝馬限定レースとなる。

【舞台適性】

 今回は23年アルテミスS(1着)以来の東京芝1600メートルへの対応がカギになりそうだが、鞍上・レーン騎手は「今までの結果からベストよりは少し短いのかもしれませんが、この舞台は結構ハードになる印象がある」と、スタミナも必要とイメージする。

【仕上がり】

 6日の美浦・Wコースではマジックパレス(3歳未勝利)とコースを1周する長めの併せ馬を行い、6ハロンは77秒8の好時計。自身の最速を大幅に短縮した。10日の坂路でも一杯に追われるなど、この中間は強めのスパイスを与えている。

 13日は、新コンビのレーン騎手がWコースでの最終追い切りに騎乗。6ハロン84秒7―11秒3をマークし、レーン騎手は「先生からは馬の状態を確かめてほしいと言われた。感触はとても良く、満足。

コントロールしやすくて、普通の馬以上に非常に乗りやすかった」と優等生の走りを気に入った様子だった。

【レース傾向】

 1番人気は【3・2・2・3】(データは以降も過去10年)、複勝率7割でまずまずではあるが、2番人気は3着1度、3番人気は2着2度があるだけ。致命的な不利を受けた馬も複数いたりと、ヴィクトリアマイルは、上位人気馬にとっては受難のG1だといえる。

 過去10年で23年を除く9年で少なくとも1頭は、単勝10倍以上の馬15頭(1着4頭、2着4頭、3着7頭)も馬券対象となっている。

【枠順】

 8枠18番。大外からどのように立ち回るのか。名手の手綱さばきにも注目だ。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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