少年隊錦織一清が8日、都内で、自身が演出を手掛け出演する舞台「あゝ同期の桜」(8月13~17日=東京・三越劇場、同月22日=千葉・かずさアカデミアホール)の製作発表会を行った。

 1967年2月に初演され、毎日新聞社発刊の海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集「あゝ同期の桜 帰らざる青春手記」が舞台の原本になっている。

錦織が今作品を書き直し、2015年7月に自身が演出して上演。16年には好評につき再演された。今回は24年から3年連続での公演となる。

 冒頭あいさつで「新しいメンバーが入り、新しい風が入ってきた」と昨年と一部変更になったキャストへの期待を語った。続けて、「こういう(戦争が)テーマの作品ですが、若者たちが生き生きとキラキラした青春を過ごす、爽やかな作品になっていけるように努力したい」と意気込んだ。

 主演を務めるタレントの中山秀征の次男で俳優の中山脩悟についても言及。「若者たちの中でも背筋が伸びている感じ。透明感に僕は圧倒された」とべた褒めした。

 戦争をテーマとして扱うことについて「最初に公演をやった時はおやじが生きていて、おやじの兄は海軍で戦死された。だから戦争の話はよく聞いていた」と回想。「戦争っていうものがだいぶ前の話に感じるんだけど、生まれる20年前に戦争をやっていたのは近かったんだなと今になって思う。そういう意味でおやじから伝えられたことを引き継げる最後の世代になってくるので、若い世代に演じてもらうことで後生に語り継いでいってもらえたらと思います」と力強く答えた。

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