◆柔道  静岡県高校総体個人戦 (16日、静岡県武道館)

 個人戦男女14階級が行われた。女子57キロ級では3月の全国高校選手権で準Vした帯金柚良(藤枝順心2年)が、決勝で高校の先輩・池田稀耶(3年)を破るなど全3試合オール一本勝ちで貫禄の優勝。

男子81キロ級は杉本晴哉(浜松西3年)が初Vを飾った。各階級の優勝者が全国高校総体(8月6日開幕・和歌山)の出場権を手に入れた。

 “同門対決”を制した。女子57キロ級決勝で高校の先輩・池田と対戦した帯金が、大内刈りで技ありを奪うと、すかさず、抑え込んで合わせ技一本だ。「お互い手の内が分かっていたので、やりにくかった」。毎日のように稽古している仲間を破って、全国総体切符を手に入れた。

 春の選手権で全国準Vに輝いたが、「優勝を狙っていたので、決勝で負けたのは悔しかった。今大会はみんなが対策してくる中でも勝てるように練習してきた」。全3試合すべて一本勝ちで、進化した姿を見せつけた。

 静岡市出身のヒロイン候補は柔道を小4から始めた。「最初は礼儀を覚えるために通っていたけれど、だんだん、勝てるようになって面白くなってきた」。藤枝順心中3年時には全国3位に入るほどの実力をつけた。

「課題は足技。本番までにレパートリーを増やして日本一を狙いたい」。静岡期待の柔道家が、今夏はてっぺんを取りに行く。(塩沢 武士)

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