5月12日にオーストラリアの海岸での運動中にエイに刺されて左前脚を負傷したオーストラリアのレディオブキャメロット(牝4歳、豪州・Gウォーターハウス&Aボット厩舎、父リトゥンタイクーン=年齢表記は豪州のもの)が引退したことが5月18日、分かった。

 同馬は2024年のゴールデンスリッパーSでG1初制覇をした豪州の強豪スプリンター。

複数の海外メディアが報じており、英国のレーシングポスト電子版は「エイの奇襲攻撃を受けて引退」の見出しをつけている。

 G1初制覇のレースで騎乗したブレイク・シン騎手は「キャリアがこのような悲しい形で終わるなんて。こんなにタフで才能あるゴールデンスリッパーの勝ち馬に乗れたことを、とても幸運に思います。思い出をありがとう。そして、彼女の旅の一部になれた機会をくれて、関係者の皆さんに大きな感謝」など、コメントを出している。

 同馬は先週土曜のにドゥームベン10000・豪州G1から、英国のロイヤルアスコット開催への遠征を予定していたが断念。英国ではキングチャールズ3世S、クイーンエリザベス2世ジュビリーSの2レースに登録していた。

 現役生活は13戦2勝。2024年のゴールデンスリッパーS・G1、ウィデンステークス・G3を勝ち、約600万豪ドルを稼いだ。24年には豪州の超高額賞金レースのジ・エベレストにレイチェル・キング騎手=英国出身・豪州拠点=とのコンビで出走しており、4着だった。今年に入ってG1で2、3着など好勝負をしてきたが、思わぬアクシデントで引退。今後は繁殖入りなどが検討される。

 ※エイ…海岸では主に浅い波打ち際の砂底に生息。気づかずに踏むと、尻尾の裏側の毒のあるトゲで刺されて刺傷する危険性がある。

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