大相撲 ▽夏場所9日目(18日、東京・両国国技館)

 優勝争いのトップに並んだ若隆景(荒汐)に難敵が現れた。5日目から4連勝。

前に出る相撲を思い出して波に乗ってきた関脇・琴勝峰(佐渡ケ嶽)とは過去、1勝4敗と分が悪い。柔らかい体と懐の深さに鋭い当たりが殺されている印象がある。当たって横から攻めるのが理想型だろう。

 星は挙がっていないが、関脇・熱海富士(伊勢ケ浜)の立ち合いからの流れには安定感が出てきた。立ち合いで胸から当たって左の前まわしを取って前に出る。187センチ、197キロの大きな体を生かした相撲は脅威だ。八角理事長(元横綱・北勝海)は「何も2ケタを意識しなくてもいい。勝ち越しを繰り返していけば大関も見えてくる」と期待。大栄翔(追手風)との一番も通過点か。

 霧島(音羽山)の8日目での黒星は気にすることはない。立ち合いからの流れは完璧に霧島だった。仕切り直しの若元春(荒汐)との一番は14勝6敗と過去の対戦成績も後押ししている。

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