歌手の小林幸子が19日、新潟・旧山古志村(現長岡市)の「小林幸子田」で恒例の田植えを行った。

 中越地震復興支援の一環として山古志村で稲作をスタートさせてから丸20年。

快晴の下、今年も地元・山古志小の児童らと丁寧に苗を植え「うれしいですね。親戚のところに帰ってきたような感じがします」と声を弾ませた。

 地元住民らとの交流も楽しみ「『元気もらって、さっちゃんありがとうね』っていつもお礼を言われるけど、私が元気をもらってる。みんな80歳過ぎてるけど、心は今も青春。バリバリですよ。明るいし」と目を細める。自身は新潟市の出身だが「本当の意味の第二の故郷はここだなと。いつもの婦人部の方たちとしゃべりまくっちゃって(笑)。一緒に生きてきたなって感じがします」と笑みを浮かべた。

 一方で、山古志小の児童は、現在6年生の5人のみ。来年で閉校となる可能性もあるという。児童が田植え前に豊作を祈願した歌「天神ばやし」を合唱した際には「これで見納めになるかもしれないと思うと寂しい気持ち」と漏らした。

 児童に向けて「山古志の素晴らしさ、山古志小学校を誇りに思って中学、高校に向けて巣立ってほしい」と願いを吐露。「そういう子たちと一緒に私も育って生きてきたことを、私自身も誇りに思っています」とうなずき、歌手として「新潟を温める、山古志も温める。応援をしていきたいと思います」と変わらず寄り添うことを決意していた。

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