プロ3年目の今季は開幕から先発ローテーションを守っているDeNA・石田裕太郎投手(24)。交流戦はルーキーだった24年にデビュー2連勝を飾るなど相性のいい舞台。
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デュプランティエ、コックスの離脱などで台所事情が厳しいDeNA先発陣の中で、石田裕はエース左腕の東と2人でローテーションを支えている。前半戦は黒星こそ先行しているものの、安定感のある投球内容で試合を作り続けている。
交流戦はルーキーだった24年にプロ初登板初勝利(6月9日・ソフトバンク戦)と初完封(同16日・西武戦)を飾るなど、通算5試合で2勝0敗、防御率3・21と相性がいい。シュート成分が強い球威のある真っすぐと、同じようにシュート回転で落ちるシンカー、年々切れ味を増すスイーパーは、対戦機会の少ないパ・リーグの打者を今年も手こずらせるに違いない。
突然訪れた衝撃の別れも力に変える。5月12日に発表された山本祐のソフトバンク移籍。今季は開幕から全試合でバッテリーを組んでいた兄のような存在だけに、別れのあいさつでは号泣した。
とはいえ、悲しんでばかりもいられない。山本祐には「日本代表でもう一度(バッテリーを)組みたいです」と告げた。そのためにも前に進む。今季初めてプロ4年目の松尾汐恩捕手(21)と組んだ17日の巨人戦(東京D)は、敗れたとはいえ6回1失点。
試合後には「今までは祐大さんに引っ張ってもらっていたけど、今日は自分が引っ張ってる感覚があった」と、充実感あふれる表情で振り返った。「僕が上に行くためには(捕手に)任せっきりではダメ。自分で考えながらやらなきゃいけない」と、山本祐との別れを自身の成長につなげていく。
「(先発投手の)勝ち負けは運。自分にできることは試合を作ることだけ」と、黒星先行は気にしていない。ただ、相川亮二監督(49)にはキャンプ前から「裕太郎が10勝しなきゃ優勝できない」とハッパをかけられている。山本祐と対戦の可能性もあるソフトバンク戦も含め、交流戦を白星量産のきっかけにしたいところだ。
◆石田 裕太郎(いしだ・ゆうたろう)2002年1月22日、横浜市磯子区出身。少年時代から地元球団のベイスターズファン。静清高(静岡)から中大に進み、東都大学リーグでは通算7勝。23年ドラフト5位でDeNAに入団した。
◆DeNAの交流戦日程
▽5月26日~28日 オリックス(横浜)
▽29日~31日 西武(ベルーナドーム)
▽6月2~4日 楽天(横浜)
▽5~7日 ソフトバンク(横浜)
▽9~11日 日本ハム(エスコン)
▽12~14日 ロッテ(ZOZOマリン)










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