◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」
今年の巨人は開幕から若手が躍動している。阿部監督が打撃指導して即、好結果が出ることが何度もある。
「方法を伝えているだけで、こうしろとは言っていない。これを直すにはこういう方法もあるよ、っていう。引き出しを増やしていくことが大事だからね」
上から目線の一方通行ではない。「こうしなさい」ではなく「こういうやり方もあるよ」と矯正のヒントを与えるイメージ。その方が聞く側も、話がスッと入ってくるはずだ。
現役時代は通算2132安打、406本塁打。不調時に立て直す修正法を数多く持っていた。持ち前の長打力を発揮できていないと見た佐々木には、打球が上がる構え方のコツを伝授。
岡本がメジャー移籍して「新しいチームを作る」と掲げる今季。若手を積極起用し、失敗を恐れずチャレンジするよう呼びかけている。様々な練習方法を提示するのは「良い時ばかりじゃなく悪い時もあるから。そういう時にあっ、これやろうって思い出せるかだよね」と少しでも良い方向に導きたいとの思いから。勝利を目指しながら、フレッシュな選手の育成にも阿部監督なりのアプローチで挑んでいる。(巨人担当・片岡 優帆)
◆片岡 優帆(かたおか・ゆうほ) 08年入社。G担16年目。キャップ4年目。










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