◆第9回葵S・G3(5月30日、京都競馬場・芝1200メートル)=5月25日、栗東トレセン

 藤岡健一厩舎が2頭出しの攻勢をかける。唯一のオープン2勝馬タマモイカロス(牡3歳、父デクラレーションオブウォー)は満を持して重賞初勝利を狙う。

 前走のファルコンSは外枠で脚がたまらず、伸びを欠いて6着。レース後はここを目標に反撃態勢を整えている。20日は栗東・CWコースで6ハロン83秒3―10秒9と素晴らしい伸び脚。犬山助手は「体調はいいよ。距離的には1200メートルの方がいいし、時計が速くてもダメではない」と言葉に力を込める。「吏麒も(重賞を)勝っていないし、人馬ともに勝てたらいいね」。厩舎所属の高杉吏麒騎手とのコンビで初タイトル獲得を願う。

 抽選突破なら、芝替わりのテーオーグレーザー(牡3歳、父マテラスカイ)も侮れない存在だ。こちらも犬山助手の担当馬。昇竜Sの2着など、ここまでダートで7戦して【2・2・2・1】の成績を残す。「芝スタートで走っているし、やれると思う。(タマモより)こっちの方がスピードはあるから、芝が向けば面白いんじゃないか」と一発に期待する。

実績馬と意外性を秘める馬で、虎視たんたんと勝機をうかがう。(理貴)

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