◆第93回日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=5月27日、栗東トレセン

 ダービートライアル・プリンシパルS勝ち馬のメイショウハチコウ(牡3歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ロジャーバローズ)は栗東・坂路で追い切り、56秒4―12秒8をマークした。長距離輸送があり、軽めも予定通りだ。

牧浦調教師は「(前走後は)在厩で調整。ダメージもなく、状態も一段上がっています」と好感触だった。

 父のロジャーバローズは19年に12番人気でダービー馬に輝いた。本馬は25年9月の新馬を快勝したが、ホープフルSは16着と最下位に敗れた。それでも急激に力をつけ、前走のプリンシパルSは直線半ばで抜け出すと、半馬身差で勝利してダービーへの権利をつかみ取った。トレーナーも「広いコースでも脚を使えて、内容も良かった」と成長を感じ取る。

 前オーナーの松本好雄氏は、昨年の夏に逝去した。「(メイショウハチコウは)忠犬ハチ公みたいに待つことはできませんが、勝って会長(松本好雄氏)に思いを届けたいです」。牧浦師の言葉にも自然と力が入った。

 祖父はディープインパクト。史上初の父子3代制覇の大仕事へ向け、仕上がりは順調だ。

編集部おすすめ