今季限りでの引退を発表した元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が、最後の木下グループ・ジャパン・オープン(9月30日開幕、東京・有明)に出場する。1日、主催の日本テニス協会が、錦織にシングルス本戦のワイルドカード(主催者推薦枠)を与えると発表した。

錦織にとって、思い出深いジャパン・オープンに最後の出場となる。

 錦織は、1973年に男子ツアー公式戦として始まったジャパン・オープンで、初めて優勝した地元日本選手だ。2012年に、決勝でラオニッチ(カナダ)をフルセットで下し初優勝。14年は、全米準優勝の凱旋(がいせん)として出場し、12年同様に、ラオニッチを下して涙の2度目の優勝となった。

 日本テニス界の記録を塗り替えてきた錦織は、ジャパン・オープンでも日本選手の数々の記録を持っている。通算24勝9敗は、日本男子最多勝利数だ。また、18歳9か月での2008年の1回戦勝利は、日本男子の最年少記録となっている。

 錦織は、5月1日に、自身のSNSで、今季限りでの引退を発表した。それ以降、また大会出場はない。現時点で出場が予定されているのは、2015年に優勝した7月27日から米ワシントンDCで行われるムバダラ・シティDCオープン。そして、木下グループ・ジャパン・オープンの2大会となっている。

 錦織は「木下グループジャパンオープンへの出場が決まりました。

僕にとって最後のジャパンオープンになります。この大会にはいろんな思い出がつまっています。いろんな思いもあふれると思います。その中で最後、かっこいい姿を皆さんの前で出せるように頑張ります。ぜひ応援よろしくお願いします」とコメントしている。

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