2028年度前期のNHK連続テレビ小説の制作・主演発表会が4日に東京・渋谷の同局で行われ、主演は女優の河合優実で、脚本は宮藤官九郎氏が担当することが発表された。

 歌人の斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした朝ドラ史上“最も不仲な夫婦”の物語。

茂吉は山形の金瓶村(現・上山市)出身。蔵王の雪深い田舎町で少年時代を過ごし、上京後も生涯山形弁を貫いた。

 山形を舞台にした朝ドラが制作されるのは1983年の「おしん」以来。橋田壽賀子さんが脚本を手がけ、主人公・谷村しんの生涯を小林綾子田中裕子乙羽信子さんがリレー形式で演じた。平均視聴率は52・6%、最高視聴率62・9%を記録。社会現象化した朝ドラ史に残る名作だ。

 脚本の宮藤氏は宮城県出身。「自分の中に東北の人のメンタリティーっていうのがたぶんあって。だから茂吉さんのことはすごく理解できる。『俺は言わなくてもくみ取ってくれ』っていう気持ちの人が多かったり、いないところで悪口言ったりとか。それと東京で育った女性のギャップっていう意味では書いてて、その2人のけんかは面白いだろうなと思います」と語った。

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