◆プロボクシング ▽ウエルター級(66・6キロ以下)8回戦 磯谷大心―シェ・ジュンイ(9日、東京・後楽園ホール)

 元WBA・WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(83)の孫で、WBOアジアパシフィック・ウエルター級2位の磯谷大心(24)=三迫=が8日、同級8回戦の前日計量に臨み66・6キロでクリア。対戦相手のシェ・ジュンイ(21)=中国=は66・2キロでパスした。

 磯谷は体重計に乗ったものの20グラム超過したため、パンツを脱いでクリアした。「家の体重計で測って、代謝で落ちることを考えてプラス200グラム(水分を)飲んで来たら、全く落ちなかった」と苦笑した。

 戦績は10勝(6KO)3敗。24年12月に日本ユース同級王座を獲得。25年12月の前戦では、山本諒真(DANGAN)に判定勝ちし2度目の防衛に成功した。現在はWBOアジアパシフィック同級2位、日本同級7位にランクされる。ユース王座を返上し、地域王座挑戦へとつなげる一戦へ「しっかりと倒して勝って、タイトルに挑戦できる選手だということを証明したい」と意気込みを語った。

 5月2日に東京ドームで東洋太平洋同級タイトルマッチが行われ、佐々木尽(八王子中屋)が田中空(大橋)に判定勝ちして新王者となった。磯谷は現状では東洋太平洋ランクには入っていないが「いずれ戦いたい選手ではある。年齢も一緒で、田中空君と佐々木尽君と、そこのライバル関係に割り込んでいきたいなっていう気持ちはあります」と話した。

 地域王座挑戦を見据え、所属ジムの三迫貴志会長は「内容次第で。お客さんに『これならもうタイトル戦をやらせちゃおうよ』と思ってもらえるぐらいの内容で勝ってほしい。

あとはキャリア。とにかくキャリアを積んで欲しい」と期待した。

 「まずはしっかり今回の試合でアピールしないと、タイトルマッチもできない。いい勝ち方をしないとチャンスはないと思う」と磯谷。日本人がまだ誰も世界王座に到達したことがないウエルター級で、一歩ずつ頂点へと歩みを進める。

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