第108回全国高校野球選手権大会南北海道大会(20日開幕、エスコンフィールド北海道など)の組み合わせが決まった。今春の全道大会に出場した札幌静修は、27日の初戦(2回戦)で道文教大付―千歳の勝者と対戦。
札幌静修の岩田が自慢のパワーを見せつけ、頂点まで駆け上がる。組み合わせが決まり、「まずは背番号をもらえたことに感謝したい。自分は守備よりもバッティングで活躍しないといけない」と腕をまくった。
今春は札幌地区予選で公式戦初本塁打を放ち、強豪札幌大谷撃破にも貢献した。しかし、5年ぶりの出場となった全道1回戦の札幌龍谷戦では4打数0安打。そのうち3打席が得点圏に走者を置いた場面だったが凡退に終わり、チームはサヨナラ負け。「自分のせいで負けた。夏は同じ結果にしてはいけない」と雪辱に燃えている。
名前は、JRAの岩田騎手が由来だ。園田競馬でデビュー後に中央競馬へ移籍し、2012年にディープブリランテで日本ダービーを制すなど中央GⅠ25勝を誇る。地方から中央競馬のトップジョッキーへ成り上がった姿に両親が感銘を受け、名付けられた。
小学生の頃、競馬のテレビ中継を視聴中に同姓同名の騎手の存在を知ったという。普段から競馬を見ることはないが、「お気に入りの名前だし、光栄です。自分も頑張りたい」。右鎖骨骨折から5月末に復帰したばかりのベテランに負けない活躍を誓った。
体重管理が厳しい騎手とは対照的に、多いときには週に4、5回口にするほどラーメンが大好物だ。オフから力を入れてきた筋トレの成果もあって175センチ、84キロのたくましい体格となり、チームでもトップクラスの飛距離を誇る。“本家”は「イン突き」の名手として知られているが、「自分もインコースは好き。内の球を持ち味のフルスイングでホームランにしたい」。2000年の創部以来初の甲子園へ。手綱を強く締め、最後の夏に挑む。(島山 知房)
◆岩田 康誠(いわた・やすなり)。札幌市出身。










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