◆米大リーグ ホワイトソックス―ドジャース(13日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が13日(日本時間14日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。前日12日(同13日)の同戦は左膝を痛めた影響で今季3度目の欠場となったが、6回先頭で迎えた第4打席は左腕ロックを相手にフルカウントから冷静にボールを見極めて3打席連続の四球を選んだ。

これで3試合をまたいで9打席連続出塁となった。その後2死一、二塁から5番マンシーの打席で暴投があり、大谷は二塁から三塁に激走してスライディングする場面もあった。

 ブーイングで迎えられた初回先頭の第1打席だった。大谷は1ボールから右腕バークの2球目、94・2マイル(約151・6キロ)直球を完璧に捉えると、打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、角度26度、飛距離409フィート(約124・7メートル)で右翼席にたたき込んだ。復帰初打席で見せたあまりの鉄人ぶりに球場は騒然となった。出場3戦連発となる14号先頭打者弾。同アーチは今季5本目、通算29本目だった。先発の山本由伸投手(27)を援護する一発にもなった。

 2回2死一塁で迎えた第2打席は四球。4回先頭の第3打席も四球を選んだ。大谷は10日(同11日)の敵地・パイレーツ戦の9回に12号2ランを放ってからアクシデントを挟んで8打席連続で出塁としていた。内訳は本塁打、四球、本塁打、右前打、四球、本塁打、四球、四球だった。

 大谷は11日(同12日)の敵地・パイレーツ戦で3回に2試合連発の13号先制ソロを放つなど2打数2安打1打点。2四球と合わせると全4打席で出塁していたが、2点リードの7回1死一、二塁で代打が送られた。球団は交代理由を「左膝の炎症」と発表した。

 12日(同13日)の試合も大事を取って治療に専念となった。この日、大谷は満を持して復帰。試合前には投手調整のキャッチボールを3日ぶりに行い、左膝の動きを確認。走塁練習でも感覚を確かめた。ロバーツ監督は「盗塁はさせない」としながら「(出場は)本人の意向もあったし、トレーナー陣の判断もあった。おとといの試合では予防的な意味で途中交代させたし、昨日は治療を受けた。今日は状態がとても良く、出場しても悪化することはないという確信がある。打撃に関してはとても良い状態だと思っている」と説明していた。

 大谷は延長18回の死闘となった昨年のワールドシリーズ第3戦(対ブルージェイズ)で全9打席出塁を記録したこともある。

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