◆米大リーグ ブルージェイズ1―3ヤンキース(13日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・三塁」でスタメン出場し、先取点となる2戦連続の15号ソロを放ったが逆転負けを喫した。3打数1安打1打点だった。

 ヤンキースの先発はシュリトラー。試合前の時点でリーグ4位タイの7勝を挙げ、防御率は同トップの1・87とデビューから2年目ながら勢いに乗っている右腕だ。5月20日(同21日)に敵地で対戦した際に2三振を喫するなど3打数無安打に抑えられていた。両軍無得点、初回2死走者なしの1打席目はフルカウントから内角高めの98・1マイル(約157・9キロ)シンカーに手が出て空振り三振を喫した。

 両軍無得点の3回2死走者なしの2打席目もファウルと空振りで2球で追い込まれたが、3球目の内角高め98・4マイル(約158・4キロ)シンカーを振り抜くと、打球速度102・4マイル(約164・8キロ)、打球角度21度の弾丸ライナーで左翼ポール際へと先取点となる2戦連発の15号ソロが消えていった。

 日本人選手のメジャー1年目の15本塁打は、2005年井口資仁(ホワイトソックス)、23年吉田正尚(レッドソックス)と並ぶ5位タイに浮上。03年の松井秀喜(ヤンキース)の16本にもあと1本と王手をかけた。

 同点の5回無死一、二塁で迎えた3打席目の好機だったが、遊ゴロ併殺打。1―1の8回先頭の4打席目は、2番手右腕・クルーズから四球を選んで出塁し、2死満塁のチャンスの起点になったが、得点にはつながらなかった。すると9回表にゴールドシュミットに決勝の9号2ランを浴びて勝ち越された。

 前日12日(同13日)の本拠地・ヤンキース戦では、初回2死二塁の1打席目に先発左腕・ウェザーズの低めのスライダーをすくい上げ、飛距離423フィート(約129メートル)の特大弾を左翼ポール際に運んだ。

 試合の流れを大きく傾ける9試合ぶりの一発は、14号2ラン。

本拠地・ロジャーズセンターの最上階にあたる通称「500レベル」に到達する特大弾は、チーム10人目(12度目)で17年のドナルドソン以来9年ぶりとなる完璧なアーチだった。そんな特大弾にも試合後の岡本は「ファウルになるかなと思ったけど、打てて良かったなと思います。そういうのは気にしていないので。ホームランはホームラン。勝ったから良かったです。それが一番です。また明日も頑張りたいと思います」と気を引き締め直していた。

 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位

 〈1〉22 大谷翔平(18年、エンゼルス

 〈2〉20 村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈3〉18 城島健司(06年、マリナーズ

 〈4〉16 松井秀喜(03年、ヤンキース)

 〈5〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、吉田正尚(23年、レッドソックス)、岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈8〉14 鈴木誠也(22年、カブス

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