◆米大リーグ ホワイトソックス1―7ドジャース(13日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が13日(日本時間14日)、敵地・ホワイトソックス戦に先発し、9回途中1安打1失点で7勝目をつかんだ。前回登板から45者連続アウトで、完全試合まであと4人、ノーヒットノーランまであと3人で偉業こそ逃したが、8回3分の1で109球を投げ、1安打1失点、7奪三振無四球の圧巻の投球で降板時には敵地ながらスタンディングオベーションとなった。

 偉業までのカウントダウンが始まっていた。だが、完全試合まであと4人だった8回2死で遊撃へのゴロをベッツが失策。山本は「確かに打ち取った打球ではありましたけど、すごいはねたというかイレギュラーもしましたし、それに関しては何もないです」とかばった。それでもベッツは「ルーチンのゴロの捕球をミスしただけだ。言い訳はない」と頭を抱えた。

 それでもノーヒットノーランまであと1回、3人となった9回のマウンドに向かった山本。だが、先頭の井ピーターズに右翼ポール際へソロを被弾。「悔しかったです。インコース高めを狙ったのが、少し甘く入りましたけど…」。日本人では野茂、岩隈に次ぐ3人目(4度目)のノーヒットノーランの夢も途絶えた。

 山本はオリックス時代の23、24年に2度のノーヒットノーランを達成。メジャーでも昨年9月6日(同7日)の敵地・オリオールズ戦では、9回2死まで2四球の無安打投球を見せて、ノーヒットノーランまであと1アウトまで迫ったが、ホリデーに本塁打を浴びて偉業達成とはならなかった。

2年連続で9回に被弾してノーヒットノーランを逃した右腕。打たれた瞬間の思いを「悔しかった」と振り返りながら、「ピッチングの内容はノーヒッターは逃したけど、すごくいいピッチングになりましたし、そこのよかったなという気持ちもありますし、また9回で打たれたという悔しさもすごくある」と苦笑いだった。

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