北中米W杯は第8日を終え、28試合で89ゴールが生まれた。1試合平均3・18点。

前回の22年カタール大会(64試合172点)の同2・69点を大幅に上回るペースで量産されている。ハットトリックはメッシ(アルゼンチン)を含む2人が達成し、決勝でエムバペ(フランス)が決めた前回大会に早くも並んだ。

 今大会から出場チームが32→48チームに大幅増。初出場組では、カボベルデが優勝候補スペインに0―0で引き分けた格下の健闘が光る一方、キュラソーがドイツに1―7、自国開催を除けば初出場のカタールはカナダに0―6大敗。実力差やW杯の経験値の差が明確に表れた側面もある。

 新ルールの影響は少なからずある。前後半の22分前後にプレーを中断するハイドレーションブレイク(飲水タイム)は選手の体力を回復させ、終盤のプレー強度増や戦術活性化に。選手交代を10秒以内、スローインやゴールキックを5秒以内に行う制限により、アクチュアルプレーイングタイム(試合中に実際にプレーが動いている時間)が増える。1試合平均シュート数は前回大会の22・5本から25本に増え、好機も増した。

 レッドカードは通算6枚となり、前回大会の4枚を早くも超えた。開幕戦のメキシコ―南アフリカ戦で3枚提示され、物議を醸した。審判の判定で両チームの数的有利・不利が生まれ、得点数や試合の行方を左右していく可能性もある。

編集部おすすめ