◆米大リーグ カブス16ー2ブルージェイズ(19日、米国イリノイ州シカゴ=リグリーフィールド)

 カブスの鈴木誠也外野手は「4番・DH」、ブルージェイズの岡本和真内野手は「7番・サード」で先発。日本人右打者が同一試合で先発対決したのは、2008年5月17日、井口が「2番・二塁」とマリナーズ城島健司が「5番・DH」で実現して以来18年ぶりとなった。

侍対決第1Rは、5打数3安打2打点2得点1四球で、大勝に大きく貢献した鈴木に軍配が上がった。今季4度目の猛打賞で、3試合連続マルチ安打を達成した鈴木は、打率2割6分9厘に上昇。試合後は岡本選手への思い、右打者としての矜持(きょうじ)などを熱く語った。主な質疑応答は以下の通り。

◆鈴木に聞く

ー初回の先制適時二塁打から打者一巡の猛攻につながりました。

「ラッキーヒットというか、飛んだところが良かったなっていう感じです。最低限、タッチアップはピート(クロウ・アームストロング)ならいけたと思うので、最低限を考えて。追い込まれてましたし、三振しないように打席に入っていた。結果、2打点つきましたけど、ああいったところでしっかり点が取れるっていうのはチームにとって大事だと思いますし、大きなことなので、よかったです」

ー16−2の大勝につながった。

「球場の盛り上がりもそうですし、ファンの皆さんの後押しもあっていいゲームができてるんじゃないかなと思います」

ー3本目は岡本選手への三塁強襲安打。

「野手(が投手)だったので、長打を打ちたかったんですけど」

ー岡本選手の今季の活躍について。

「まだ1年目なんでね。

誰もが通る道だと思います。環境が変わるので、そんな簡単に行くほど甘い世界ではないので。1年目はとりあえず慣れるってことだと思う。そういう意味で、ケガなくやれてるっていうのは大きいと思います。僕は結構、ケガがあったり、離脱する時期も長かったりした。連戦の中でも、ケガなく(試合に)出れているのは、すごいと思います。慣れてくれば、成績はそのうち出てくると思う。スケジュール、時差、食事とか色んなことが違うんで、体調面の管理は日本の時より難しくなるんで。そこに慣れることが、まず一番。今それを模索しているんじゃないかなと思います」

ー色々質問されたりするんですか。

「 別に聞かれないですよ。 聞いてやったところで、結局自分がどう感じるかなんで、あんまり参考にならないというか。

聞くのは聞くけど、実際それが自分に当てはまるかどうかは分からない。自分で色々試して、良い悪いを自分で見極めて選んでいくのが一番だし、この先(メジャーで)長くやると思うので、失敗して経験するのが一番いいと思う」

ー日本人の右打者同士が先発で対決するのは、2008年に井口資仁内野手と城島健司捕手で実現してから18年ぶり。2人目の右打者がメジャーに来て、思うところはありますか。

「確かに少ないっちゃ少ないと思いますし、左バッターの方が活躍する傾向もあると思います。やっぱり(日本から)右バッターがたくさん来てほしいなって(思う)。いいバッターもたくさんいますしね。そういった中で、僕たちがここに今いる右バッターとして評価の対象になると思うんで、しっかり結果を出して、右打者でも対応できるんだ、というところを見せていかないと、今後もまた減っていってしまう…2人で頑張って、日本の右バッターがたくさん(メジャーに)来るようになればいいなと思います」

ー右打者同士だからこそ分かり合える部分もあるんでしょうか。

「ボールの感じ方ですね。シンカーとか、スイーパーとか日本であんまり見ない軌道っていうのが、こっちは多くて、それを打たないといけない。それに慣れるのが難しい。僕が1年目に来た時よりスピードも上がってますし、右打者が難しい状況になっていっているのはもう間違いないと思う。そんな中、何とか食らいついて、やっていけたらなと思いますね」

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