◆JERAセ・リーグ 巨人1―0中日(20日・東京ドーム)

 中日は、巨人の助っ人右腕・ウィットリーに、8回2死まで無安打無得点に抑えられ、わずか1安打で今季6度目の完封負けを喫した。1安打以下でシーズン3度目の完封負けは1リーグ時代の1941年以来、85年ぶりの屈辱となった。

 過去2度の対戦で、計7点を奪った助っ人右腕に苦戦した。150キロ超の直球に、ナックルカーブなど多彩な変化球を織り交ぜた投球に翻弄(ほんろう)された。4回までに3四球と走者を出しながらも、つながりを欠いた。5番・細川は3打席連続三振を喫するなど、チームで10三振と拙攻が続いた。

 それでも、8回2死から、村松が145キロの変化球を中前にはじき返した。“ノーノー阻止”のチーム初安打でチャンスを作ったが、代打・阿部は遊ゴロに打ち取られて、チャンスを生かせなかった。井上監督は「球が強いし、なかなか絞れないってところで、攻略できなかった」と肩を落とした。

 先発・大野は7回を5安打1失点。浅野に先制ソロを被弾しながらも最少失点で試合を作ったが、味方の援護に恵まれず4敗目。東京ドームでの巨人戦は自身4連敗となった。

 チームの連勝はストップ。リーグ戦再開初戦となった19日の巨人戦(東京D)では接戦をものにして、今季初の敵地2連勝を飾ったが、5月29日のオリックス戦(京セラD)以来の3連勝を逃した。

6カードぶりの勝ち越しがかかる21日の巨人戦(東京D)は柳が先発する。指揮官は「1個ずつ勝つだけ。しっかり準備してやっていきたい」と気持ちを切り替えた。

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