◆第108回全国高校野球南北海道大会▽1回戦 北海道栄19―2苫小牧南=5回コールド=(20日・とましんスタジアム)
トーナメントが一本化された新方式の南北海道大会が開幕し、1回戦3試合が行われた。51年ぶりの夏の甲子園出場を目指す北海道栄は19―0の5回コールドで苫小牧南に大勝。
北海道栄が大まくりで道内一番星だ。30分前にスタートし、最速勝利大本命だった函館開催の南北海道大会開幕試合を“逆転”。1時間21分で初戦を突破し、日野は「最後の夏は自分たちが頂点に立ちたい。まずは1勝を出来てよかった」と頬を緩めた。
自己最速タイの142キロを計測した直球で立ち上がりから押し込んだ。1回をわずか9球で抑えると、先頭打者に安打を許した2回も成田颯空(そうあ)捕手(3年)が盗塁を阻止し、3者凡退。3回は2死からこの日4つめの三振を奪い、3イニングを打者9人、34球で片付けた。
春は室蘭地区予選3回戦で苫小牧中央に8―9で敗れた。日野は6回途中から2番手で登板したが、3点リードの7回に先頭打者の四球をきっかけに4失点。逆転負けを喫しており、「ゾーンで勝負して早めに追い込むことを意識するようにした」。
エースの好投に打線が応え、9番・瀬川瑛太二塁手(3年)が3安打7打点をマークするなど、長打6本を含む12安打の猛攻。9盗塁の機動力も絡めて19得点を挙げ、糸瀬直輝監督(51)は「悔いのないように暴れてきなさいと言っている。3年生中心に頑張ってくれた」とうなずいた。
次戦は、札幌、函館で開催される第2ステージ(ベスト32)進出を懸けた浦河戦に臨む。背番号1は「上ばかり目指していても足元をすくわれるので、まずは1勝」。祖先が日本の名湯・登別カルルス温泉を開湯し、父は登別で旅館を経営。温泉地育ちのエースは、北海道で今夏最初と最後の勝利を手にするために右腕を振る。(島山 知房)










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