米大リーグは開幕してから約3か月が経過し、シーズン試合数の約半数を消化した。今季はここまで14人の日本人選手がメジャーの舞台に立った。
ベテランらしい、円熟味を増した投球で白星を積み重ねているのが、メジャー2年目を迎えた菅野智之だ。ここまで日本人トップタイの8勝を挙げ、昨季の10勝に早くも迫っている。
剛腕ぞろいのメジャーにおいて、抜群の制球力と豊富な経験に裏付けられた投球術で打者を翻弄(ほんろう)している。スライダー、スプリットなど多彩な変化球を駆使して打者を仕留めている。
今季加入したロ軍は、22年から4年連続地区最下位と再建の真っただ中にある。23年から3年連続で100敗以上を喫し、昨季は球団史上ワーストの119敗を記録し、今季も最下位と低迷している。本拠のクアーズ・フィールドも高地のデンバーにあり、気圧の関係で打球が飛びやすいとされる「打者天国」だ。その中での8勝は数字以上の価値があるだろう。メジャーでは、打線による援護点など投手の不可抗力要素が関わる勝利数が、投手の実力を測る要素としての価値が年々下がっているとされるが、菅野自身は「無関係でもない数字だと僕は思う」とこだわりを持ち、チームに貢献を続けている。
今季は510万ドル(約7億9000万円=契約時のレート)の1年契約で加入。










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