今年も球児の夏が、やってくる。第108回全国高校野球選手権静岡大会の開会式が28日、しずてつスタジアム草薙で午前10時から行われる。

2つの連合チームを含む108校106チームが参加、全国大会(8月5日開幕・甲子園)をかけた熱い戦いが始まる。選手宣誓は、富士市立の赤平大和主将(3年)が務める。1回戦は来月4日にスタート。決勝は7月27日にしずてつスタジアム草薙で午前10時にプレーボールする。

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 オフから導入した「丸太トレ」で日大三島が快進撃を図る。昨秋からスタートさせた新メニューでパワーアップ。10キロの丸太を抱えながらの過酷なランニングメニューで、下半身だけでなく体幹強化、腕の筋力アップにつながった。

 報徳学園(兵庫)で監督、選手として日本一に輝いた永田裕治監督(62)が昨秋から導入した。「報徳時代にはやっていた。ある大学に行った時に丸太を見て、久々にやろうかと思った」。例年に比べて小粒なチームに、昔ながらのメニューを加えた。

 丸太を頭の上や胸の前で持ち上げながら100メートルを20本走る過酷なメニュー。

数グループに分かれ、リレー形式で競争心をあおって心と体を鍛えた。窪田泰伸主将(3年)は「つらかった。オフはボールより丸太を触っている時間が長かった」と、ポツリ。頻度は減らしたが、春の県大会中も練習メニューに入れた。

 トレーニングの成果を聞かれた指揮官は「水鉄砲打線がやっとピストルなったかな」と、ニヤリ。それでも、昨秋の県大会2回戦で甲子園帰りの聖隷クリストファー・高部陸(3年)に0―2で完封負けした打線は今春の県大会では1試合平均7・2点をマークするまで成長。3位でシード権をつかんだ。

 初戦は静岡農と沼津東の勝者と対戦。丸太効果で最速138キロから145キロまでアップしたエースの山本詠太(3年)は「どこが相手でも目標は優勝です」と、キッパリ。心身とも鍛え上げられた日大三島ナインが2022年以来、4年ぶり頂点に駆け上がる。

(塩沢 武士)

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