◆JERAセ・リーグ 巨人1―5中日(18日・東京ドーム)

 巨人・竹丸和幸投手(24)が球団タイ記録の7者連続三振を奪いながら6回6安打3失点で7敗(6勝)目を喫した。スポーツ報知評論家の宮本和知氏は、ドラフト1位左腕の奪三振能力を評価しながらも、右打者対策を求めた。

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 4回先頭、岡林を2球で追い込んだ時は「新記録いけるぞ」と思ったよね。それくらい序盤の竹丸は変化球を操っていた。結果、その岡林は遊ゴロ。7者連続奪三振で球団タイ止まりとはいえ、もちろんすごいことだよ。

 この7つの三振の決め球は直球2、スライダー2、チェンジアップ2、カットボール1。すべての球種で空振りを奪えるのが竹丸の強みだろう。変化球で言えば、130キロ前後のスライダー、チェンジアップに加え、ここ最近は135キロ前後のシンカー、カットボールの頻度も増えてきているようだ。それが序盤は低めに決まっていた。「隠し金庫の奥から出してきたな」という感じ。開幕当初は「隠していた」んだろうね。

 一方で気になったのは2被弾を含む6安打(細川2、サノー2、田中1、石川昂1)すべてが右打者からだったことだ。この日の2発を含め今季9被弾はすべて右打者。

特に感じたのは右の内角、腰、ベルトあたりを投げ切れていなかったことだ。

 2回先頭。サノーの第1打席は内角を狙った直球が少し甘く入った見逃し三振だった。2打席目も同様に内角狙いが少しだけ中に入ったところを左翼席に運ばれた。やはりここを投げきって、打者の足を動かしておきたい。内角への意識付けをしておけば、外はどうしても踏み込みづらくなる。多彩な変化球もますます効いてくるはずだ。

 竹丸が投げる前半戦の試合は残り1試合だろう。順番通りなら阪神戦(24日~26日・甲子園)だ。森下や大山といった右の強打者を抑えて、7勝7敗にして後半戦に臨んでもらいたいね。(スポーツ報知評論家)

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