◆第108回全国高校野球選手権埼玉大会▽準々決勝 浦和学院10×―0秀明英光=5回コールド=(22日・県営大宮公園) 

 3年ぶりに夏の甲子園出場を狙う浦和学院が秀明英光を10―0(5回コールド)で下し、準決勝進出を決めた。

 「4番・捕手」で出場したプロ注目の内藤蒼捕手(3年)は初回2死二塁、真ん中のカーブを振り抜いて、左翼席に運んだ。

「カーブを狙っていた。ちょっとこすり気味だったが、うまく力も乗ってくれて、打球が伸びてよかった」と振り返った。

 打球がスタンドに入ったのを確認すると高々と拳を突き上げた内藤は「準々決勝でレベルも上がってきている中で、先制点をどうしても取りたいとこだわっていた。そこで自分の1本で先制点を勝ち取れたことが嬉しかった」と笑顔を浮かべた。

 豪快な先制2ランに森大監督(35)も「先制点がほしいなという部分で、やっぱり本塁打が打てたのはすごく大きかった」とうなずいた。

 3回先頭でも二塁打を放つなど3打数3安打2打点の活躍を見せた主砲は「自分の100%の体のコンディションでいける準備をした結果、調子が上がってきた」と好調の理由を明かした。

 この日はNPB3球団のスカウトが視察。巨人・武田スカウトは「強肩強打の捕手。スローイングもいいし、柔らかい打撃もしている」と称賛した。3打席目のセーフティーバントについては「器用な面もあるんじゃないですかね」と評価。機動力でもアピールした。

 チームは初戦から5戦連続のコールド勝利で4強入り。

最高気温38度という酷暑の中での戦いに「それにしても暑かった。(コールド勝利)はめちゃくちゃ大きい」と森監督。選手の体力温存に繋がったことに安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 準決勝は24日。立教新座と戦う。「優勝をつかむために、1日1日を過ごしてきた。最後はこの仲間みんなで優勝をつかみたい」と内藤は聖地への強い思いをあらわにした。

 

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