◆米大リーグ Rソックス―ブルージェイズ(24日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・レッドソックス戦に「3番・三塁」で先発出場。7回に10試合ぶりの23号3ランを放ち、1年目の日本人選手としては18年の大谷翔平エンゼルス)を超えて単独トップに浮上した。

 4点を追う7回1死一、二塁で迎えた第4打席だった。右腕ワイザートの初球、96・3マイル(約155キロ)シンカーが真ん中に入ってきたところを見逃さなかった。打球速度100・9マイル(約162・4キロ)、角度29度、飛距離408フィート(約124・4メートル)でセンターのフェンスを越えると、球場は騒然とした。

 前半戦だけで22発を放った岡本だったが、後半戦に入って前日まで25打席連続無安打と絶不調。本拠地7連戦で1本の安打も打てず、22日(同23日)のレイズ戦では先発を外れ、メジャー移籍後初の代打出場となるも空振り三振に倒れていた。それでも、この日から戦いの舞台を敵地に移して心機一転、試合前には侍ジャパンで同僚だった吉田正尚外野手(33)と談笑するなどリラックスした様子だった。5回1死一塁の第3打席では左翼にそびえ立つ高さ11・3メートルのフェンス「グリーンモンスター」上部を直撃する二塁打を放ち、28打席ぶりの安打をマークするなど復調の兆しを見せていた。

 日本人ルーキーとしては“大谷超え”を果たした岡本。22号で並んだ際には「選手としてのレベルはすごい差がありますし、少しでもうまくなれるように毎日頑張りたい」と話していた。チーム104試合目での23本塁打はシーズン162試合に換算すると35発ペース。昨季の鈴木誠也カブス)が打ち立てた日本人右打者最多の32本塁打も上回る勢いだ。この日の一撃をきっかけに、再び量産態勢に入る。

 ◇日本人ルーキーの本塁打ランキング(▲は左打ち)

 〈1〉23本 岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈2〉22本 ▲大谷翔平(18年、エンゼルス)

 〈3〉20本 ▲村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈4〉18本 城島健司(06年、マリナーズ

 〈5〉16本 ▲松井秀喜(03年、ヤンキース)

 〈6〉15本 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、▲吉田正尚(23年、レッドソックス)

 〈8〉14本 鈴木誠也(22年、カブス)

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