◆第108回全国高校野球選手権福島大会 ▽決勝 東日本国際大昌平10―7学法石川(25日・ヨーク開成山)

 東日本国際大昌平が、1999年以来27年ぶりの優勝を目指した古豪・学法石川を退け、春夏通算初の甲子園出場を決めた。同校は準決勝で王者・聖光学院の連勝を86ストップさせており、その勢いは止まらなかった。

 序盤から電光石火の猛攻をしかけた。初回に2番から4連打で3点を先取。2点差に迫られた2回にも1番打者からの3連打で2点を加え、2回までに5点を奪った。中盤以降も得点を重ね15安打で10得点を挙げた。14安打を許し、追い上げられつつも、一度も逆転は許さなかった。

 東日本国際大昌平・江井康胤(えねい・やすたね)監督は「打撃戦になるとは思わなかった。我慢比べのゲームで、粘り強く最後まで点を取れたのが勝てた要因」と説明した。同校史上初の甲子園出場には「新たなページのきっかけを作れたのは大きい。それを成し遂げた選手たちに敬意を表す」と称賛した。

 祝福の雨が降り注ぐ中、メダルを受け取ったナインは喜びをかみ締めた。峯大珠主将(3年)が「このチームの強みは勢いに乗ったら止められないこと」と語った通り、両軍合計29安打17得点の乱打線を勝ちきった。

 悲願の甲子園出場。

頼れる主将は「自分を信じて仲間を信じて、後は振り切るだけ」と粘りの打線を武器に聖地に乗り込む。

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