◆第108回全国高校野球選手権群馬大会▽決勝 前橋商4―5健大高崎(26日・上毛新聞敷島)

 健大高崎が前橋商を破り、3年連続6度目となる夏の甲子園出場を決めた。

 またもや豪快な一発をかち込んだ。

3―3で迎えた8回2死一塁、健大高崎・神崎翔斗(しょうと)内野手(2年)は前橋商のエース・秋元大輝投手(3年)から左中間に2点本塁打を放った。神崎は準々決勝・東農大二戦でも左翼スタンドに豪快な3ランを放っており、チームの攻撃を牽引(けんいん)していた。

 決勝では4回2死二塁から中前適時打を放ち、8回も「単打でつないでチャンスを広げよう」という意識で打席に入った。結果、“うれしい誤算”とも言える一発を放ち、「結構捉えていたので、入ってくれという思いで走っていました」と手応えを口にした。

 遊撃手でプロ野球選手になってほしいという父の願いから翔斗(しょうと)と名付けられた。今大会は決勝までの全試合で「1番・遊撃」で出場し、攻守でチームに貢献するなど名前にちなんだ活躍を見せてきた。憧れの存在にはパドレスのF・タティス外野手(27)を挙げており、メジャー屈指の強打者らしい豪快なアーチも次々に描いた。

 決勝戦を終え、「夏は難しい試合になると思っていたので、一つ一つ丁寧にやった中で最終的には勝てた。最高です」と振り返った神崎。24年センバツ王者が夏の聖地でさらなる高みを目指す。

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