◆ナッソーステークス・G1(現地時間7月30日、英国・グッドウッド競馬場・芝1980メートル、良)

 英国伝統の夏の中距離女王決定戦が、昨年に続き5頭立てで行われた。ライアン・ムーア騎手が騎乗した単勝1・67倍で断然人気のダイヤモンドネックレス(牝3歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎・父セントマークスバシリカ)が、無傷の6連勝。

昨秋のマルセルブーサック賞、今年の牝馬2冠のプール・デッセ・デ・プーリッシ(仏1000ギニー)、ディアヌ賞(フランスオークス)に続く4連続のG1勝利とした。勝ちタイムは2分4秒40。

 レースは同じAオブライエン厩舎のモーメンツオブジョイが先頭で引っ張り、ダイヤモンドネックレスは3番手から。最後の直線でフレンドリーソウルに並びかけると一瞬で突き放し、2馬身3/4差をつけての完勝だった。

 ムーア騎手は「今まで感じた最高の感触で、レースも上達しています。体重も少し増えたようで、明らかに順調に成長しています。前肢がまだ少しもたつくところはありますが、まさにレーシングマシン。上品な感じがします。乗るたびに彼女は力強く、情熱的に走ってくれます」と振り返った。

 ムーア騎手とAオブライエン調教師のコンビは24年オペラシンガー、25年のワールに続く3年連続5度目の勝利。ムーア騎手は6度目、Aオブライエン調教師は7度目の勝利で、2人とも全て3歳馬で勝っている。

 2番人気だった5歳のフレンドリーソウル(ウィリアム・ビュイック騎手)は2着。

3番人気だった5歳のシーザファイア(オイシン・マーフィー騎手)は3着に続いた。

 ナッソーSの総賞金は60万ポンド(約1億2663万円=フランスギャロの2026年レートから換算)で、1着賞金は34万260ポンド(約7181万円)。これまで日本調教馬はディアドラが2度出走し、2019年にオイシン・マーフィー騎手とのコンビで1着になっている。

 9月5日から海外馬券発売対象のレースが拡大され、同レースが新たに追加。日本馬が出走を予定し、農林水産大臣が認可すれば発売対象となる。

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