第108回全国高校野球選手権大会(5日から18日間・甲子園)の公式練習が1日、甲子園球場で行われ、4年連続9度目の出場を決めた神村学園が登場した。練習前には7月28に発生した「令和8年熊本地震」の被災者へ約1分間の黙とうを捧げた。

 地震当日、チームは練習を終え、各自の時間を過ごしていた。神村学園の所在地であるいちき串木野市は震度5弱を観測。地震発生後、小田大介監督は部員に向けて家族への連絡を促した。幸い部員、そして部員の関係者は無事だった。指揮官は「なにかできることはないか。元気、勇気、感動をなんとか与えられるようなプレーをしたい」とこの日、被災地への思いを胸にナインを送り出した。熊本県あさぎり町出身の今井滉士郎(こうしろう)内野手(3年)は地震後、友人や家族の安否を確認。知り合いには避難所生活を余儀なくしている人もいたという。「この状況の中で自分たちが甲子園に出させていただいているのは当たり前じゃない。かみしめながら思い切ってプレーして元気を届けられたらな」と力を込めた。

 

 

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