◆第62回新潟記念・G3(8月30日、新潟競馬場・芝2000メートル)2週前追い切り=8月12日、美浦トレセン

 きさらぎ賞覇者のゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)は、復帰戦に向けてコンディションを上げてきている。皐月賞で12着に敗れた後は日本ダービーを目指したが、鼻出血を発症して無念の回避となった。

仕切り直しの一戦で、豪華メンバーの“スーパーG3”に挑む。宮田調教師は「帰厩してからは内視鏡をのぞいたり、対応してから立ち上げました。追い切り後もせき込んだりすることもなく、今のところは問題ないです」と症状は出ていないと明かす。

 この日は美浦・Wコースで2週前追い切りを行った。グリオンヴール(3歳1勝クラス)に3馬身先行して、馬なりで併入。5ハロン67秒4―11秒2と上々の時計をマークした。トレーナーは「動きは良かったです。まだ少しトモ(後肢)の踏ん張りが緩いところはあると思いますが、ひと追いごとにメリハリがついています」とうなずいた。

 G1馬が続々と出走を表明しており、ハイレベルなメンバー構成。「いい結果を出せたら選択肢が広がりますし、ここでやれれば楽しみが増えると思います」と胸を借りるつもりだ。エンジンのかかりがゆっくりなぶん、直線が長く広いコース向きだと指揮官は適性を見込んでいる。秋の大舞台へ挑むため、ここも万全の仕上がりで臨む。

編集部おすすめ