箱根駅伝で中大(優勝14回)に次いで2位の優勝13回を誇る早大が17日、夏合宿を行っている新潟・妙高高原で合同取材に応じ、花田勝彦監督(55)は「夏まではトラックなど個人の目標を優先し、夏以降は箱根駅伝総合優勝、3大駅伝で結果を出すというチーム目標を優先しています」とチームの方針を説明した。

 昨年12月の全国高校駅伝1区(10キロ)で区間賞の増子陽太(福島・学法石川)、同2位の新妻遼己(はるき、兵庫・西脇工)、同3位の本田桜二郎(鳥取城北)が今春、そろって早大に入学した。

8月5~9日に米国オレゴンで開催されたU20世界陸上にも3人全員が日本代表として選出された(本田は1500メートル14位・3000メートル3位、新妻は3000メートル11位、増子は5000メートル出場予定も欠場)。

 1990年には日本人高校生初の5000メートル13分台ランナーの武井隆次、3000メートル障害日本高校記録保持者(当時)の櫛部静二(現城西大監督)、全国高校総体1500メートル5位の花田勝彦(現早大監督)が早大に入学。1年目から箱根駅伝で1~3区を担うなど抜群の存在感を発揮し「早大三羽がらす」と呼ばれた。それから36年。増子、新妻、そして、本田は「令和の早大三羽がらす」として期待されている。

 今年1月の箱根駅伝で1区7位の吉倉ナヤブ直希(3年)、3区8位で今季急成長の山口竣平(3年)、4区区間賞の鈴木琉胤(るい、2年)、5区3位の工藤慎作(4年)、6区6位の山崎一吹(4年)、9区2位の小平敦之主将(4年)ら好選手がそろう。

 学生駅伝3冠を果たした2010年度以来、16年ぶりのタイトルを目指す。

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