楽天・渡辺佳明内野手(29)が18日、楽天モバイル最強パークで取材に対応して、17日に81歳で死去した祖父で元横浜高野球部監督の渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんへの思いを明かした。

 敬愛する祖父の最期には「間に合わなかった。

言葉はかけられなかった」と明かした上で、「いろんな形でいろんな場面で関わってもらいました。一緒に甲子園も出られて、本人の叶えられなかったプロという舞台に来られたんで、少しは孝行できたのかな」と悲しみをこらえながら話した。

 「人生の勝利者になれ」と常々教えられていたという。「野球を頑張るのが自分の今の一番できることかなと思います。おじいちゃんにもそれが一番喜んでもらえればなと思って、一日でも長く頑張りたい」と、覚悟を口にした。

 名将の孫として、横浜高時代には2年夏、3年春に甲子園に出場。明大に進学し、18年ドラフト6位で楽天に入団した。横浜高の関係者によると、元智さんは生前、佳明のプレーをテレビ観戦しながら晩酌するのを楽しみにしていた。安打を放つなど孫の活躍が“酒の肴(さかな)”になっていたという。

 8年目の今季は18日の試合開始前の時点で、56試合に出場し、打率2割6分6厘、1本塁打、17打点。18日からは本拠でロッテ、西武と6連戦が行われる。活躍する姿を天国の祖父に届けたいところだ。

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