前川厩舎が止まらない。先週5日の札幌2Rでミハテヌユメが6馬身差で快勝し、現2歳世代で厩舎別トップの7勝目を挙げた。

特に中心に立つのは中京2歳Sを勝ったジーティーマイカだろう。

 その父シスキンが今、熱い。現2歳世代の産駒は10勝でトップタイ。だが、同じ10勝のエフフォーリアを勝率&連対率で大きく上回る。中京2歳Sは2着も産駒のシスキンブルームだった。また、社台スタリオンステーションの今年の種付け頭数はトップの224頭。馬産地でも注目の存在だ。

 欧州での現役時代は2歳5月のデビューから翌春の愛2000ギニーまで無傷の5連勝。5勝は6ハロンで4勝、マイルで1勝だった。5連勝後は3戦で勝ち切れずに引退。戦績だけなら、早熟のスプリンターという印象だ。

 しかし、産駒が挙げた46勝中、最も勝っている距離は9ハロンで15勝。

前川師に「ジーティーマイカはすごく心肺機能が強くて、お父さん譲りなのかなと思っています」と聞いたこともある。先週は3歳秋の紫苑Sでマスターソアラが重賞初制覇を飾った。どうやら、早熟のスプリンターという認識は改めた方がいい。今後も存在感を増しそうな予感がする。(ヤマタケ)

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