◆テニス ▽全米オープン第9日(7日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク7日=吉松忠弘】4大大会4度の優勝を誇る世界ランキング13位の大坂なおみ(フリー)が、準々決勝進出を逃した。4回戦で、第2シードで同2位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に、わずか66分で1-6、4-6のストレートで敗れた。

 「前回の試合の時から、足にかなり違和感を感じていた」。それが全てだった。第1セットの第4ゲーム。突然、大坂のサーブが乱れた。「思うように踏み込めなくて、着地した時に少し痛みを感じた」ことで、いきなりの3本のダブルフォルト。簡単に自身のサービスゲームを失うと、そのまま失速した。

 3回戦後に、6月に準優勝したドイツの大会で、左アキレス腱を痛めたことを明かしていた。「なかなか痛みが引かない」。前日の6日には、左アキレス腱の部位に黒いテーピングをし練習していた。それが、「今朝、さらにひどくなってしまった」ことで、プレーに切れが出なかった。

 どこまでできるか手探り状態だったという。「あの状態で、自分なりにベストを尽くしてプレーしたと思う」。

敗退もやむなしという気持ちで、「今は悲しくない。悲しいとしたら、足で踏み切ることができなかったこと」と、けがを悔やんだ。

 前日に超音波検査を受けた。この日の試合後も受けたところだ。「正直、自分の体に何が起きているのか、あまりよく分かっていない」。また、磁気共鳴画像装置(MRI)検査も受ける予定だという。

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