西川美和監督の最新映画「わたしの知らない子どもたち」(10月16日公開)が第51回トロント国際映画祭のコンペティション部門にあたるプラットフォーム部門に選出され、現地時間10日、ワールドプレミア上映された。

 主演(二階堂ふみとのダブル主演)を務めた13歳の小八重葵美と西川監督がレッドカーペットと舞台あいさつに登場。

初めての海外、初参加の国際映画祭となった小八重は、英語で「Hello, I’m Ami. I played Kotoko in this film. Thank you!(こんにちは、葵美です。この映画で琴子を演じました。ありがとうございます!)」と照れながらも笑顔いっぱいにあいさつ。観客の心をがっちりとつかんだ。

 西川監督は不安定な世界情勢を踏まえて「今、世界中で、この映画に登場する子どもたちと同じような境遇に置かれる子どもが増えています。これ以上、どこであっても、子どもたちをこのような状況に置いてはならない。その思いを、皆さんの心に持ち帰っていただければと思います」と呼びかけた。小八重も「素晴らしいシーンがたくさんあり、きっとさまざまな感情が湧き上がる作品です。ぜひ、たくさん泣いてください!」と力を込めてアピールした。

 観客からは「本当に心に響く映画です。過去を描いた作品でありながら、物語全体が今の時代にも非常に通じるものだと思います」「子どもたちの存在は強く心に響きます。表情や感情がカメラを突き抜けてくるような力があります」など、感動の声が相次いだ。

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